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キャンドルの魅力
長年楽しんできたカービングの世界で今、新しい素材として注目されているのがキャンドルです。
普通のキャンドルは硬くてもちろん彫れませんのでカービング用に柔らかく配合したキャンドルを使います。
私は彫れるキャンドルも彫れないキャンドルも作ります。
もっと自由に思い通りのキャンドルを作りたいとの気持ちが強くなり、教室に通って勉強し、キャンドルアーティストの資格を取得しました。
キャンドル教室で習うのは彫れない硬さのキャンドルですが、習ってきた様々な技法を彫れる配合のキャンドルで試してみます。
融点が違ったり、透明度が違ったりでうまくいくものもあればいかないものもありますが、その試行錯誤の作業もまた楽しいもの。


ワックスを溶かして色付け、どんなキャンドルが出来上がるか、固まるまでワクワクドキドキ。
そうして完成したキャンドルにナイフを入れ、カービングするとまた違った新しい表情が現れます。
そしてキャンドルに火を灯してホッと一息、暖かくやわらかな光に心が癒されます。
生徒さんからはせっかく彫ったキャンドル、もったいなくて火なんてつけられないと度々言われます。
インテリアとして飾っておくのももちろん素敵なのですが火を灯すとキャンドルはまた更に新たな表情を見せてくれます。
深く彫った部分やコーティングした部分などは光の洩れ方が異なり、灯した人だけが見られる美しさがあるのです。
キャンドルのある暮らし、皆さんにもどうぞ楽しんでいただけますように。
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